【FF10】ユウナレスカとゼイオン

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FF10で中々倒せない強ボスとして有名なユウナレスカ様

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FF10のボスキャラクターの中ではかなり微妙な立ち位置。

夫のゼイオンは初代シンの生贄となった究極召喚の犠牲者であり、ユウナレスカ自身は初めてシンを倒した(究極召喚を使った)存在です。

ここではユウナレスカの設定やスピラの歴史上の経緯、さらにユウナレスカ戦の攻略方法などをまとめて紹介します。

ユウナレスカの生涯

ユウナレスカは夢のザナルカンドを維持する為にスピラのザナルカンド遺跡の最深部で究極召喚を繰り返し伝授し続けている存在で既に”死人”の状態です(祈り子ではない)

ゲーム本編で戦闘する際の第一形態を見ても分かるように絶世の美女。

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しかし、同時に父であるエボンと共謀、あるいは盲目的な考えによってスピラの文明的な進化をあえて妨げるようなシステムを作り上げ、その中でも重要な『究極召喚』の伝承者として1000年以上もの長い年月を過ごしています。

本編より遥か昔、スピラではザナルカンドとベベルによる大規模な戦争が起こっていました。

これに終止符を打つべく作られたのが『シン』であり、そのシンを食い止める唯一の手段として考え出された秘術が究極召喚です。

流れとしては・・・

  1. エボンや祈り子達が『夢のザナルカンド』を召喚&シンを作り出す(戦争終結)
  2. 娘であるユウナレスカ(当時は普通の召喚士)が夫のゼイオンを生贄にして最初の究極召喚を行い、『シン』を一時的に止める(ユウナレスカが英雄になった過去の出来事)
  3. 究極召喚を使った場合、召喚士、その生贄の双方は死亡するので、究極召喚を使った段階で人間としては死亡。
  4. 文明の過剰な進化防止とスピラの安寧の為に『シン』を利用する事を考えていたので幻光虫によって”死人”となってザナルカンドに駐屯。
  5. 以降、1000年の間に渡ってエボンの転生方法でもある『究極召喚』を唯一のスピラ安定のシステムとして定着させる(この間に心も魔物になったという説もあり)

こんな具合になります。

ちなみに2代目の究極召喚を行なった召喚士によって夫ゼイオンの宿ったシンは死亡し、再びそのガードであった存在がシンに生まれ変わっているのでザナルカンド遺跡のゼイオンの像には祈り子としての力が残っていません。

夫のゼイオンとの愛の深さは作中でも語られているように非常に有名であり、ユウナレスカの像はゼイオンの像と向き合うような形で安置されています。

進化を『罪』とする考え

ユウナレスカが進化を罪だと考えたのにはもちろんベベルとの戦争の影響が非常に大きいと考えられます。

進化によって戦争が起こり沢山の人々が死んでしまう・・・

そうなるくらいであれば『シン』という絶対的恐怖を繰り返させることによって僅かな犠牲者を出すことを覚悟の上で、スピラをコントロールした方が、”スピラにとって良い選択”だと考えたのです。*通称:死の螺旋システムです*

エボン教として機械の発達を『罪』だと人々に認識させ、さらに『シン』が生まれたのは人の罪が原因であること、さらに、その罪の贖罪が終わるまでは『シン』は居なくならないと強く説いた訳です。

しかし、実際には『シン』の生まれ変わりは究極召喚を使う限り絶対に繰り返される事象なのでスピラの人々はある意味騙されていたという事です。騙されていたというよりは、選択権を与えられず掌で管理されていたという方が正しいでしょうか?

この絶対に倒せない管理システムに猛反対したのが同じく死人となってティーダ達を支えたアーロンであり、ブラスカとジェクトによる究極召喚の後に真相を知ったアーロンはユウナレスカに挑んで瀕死の重傷を負い、キマリにユウナを預けたところで死亡してしまいます。

*ちなみにユウナの名前に由来はユウナレスカからきています(ゲーム内設定)*

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