帝国の宰相としてノクト達の前に姿を表すアーデン・イズニア
掴みどころのないキャラクターであり、ノクト達を助けるような素振りを見せる反面、オルティシエでは一転してルナフレーナに致命傷を与え徐々にその正体を明かしていく。
*この記事にはネタバレが含まれます*
ここではアーデンの考察とラスボス戦での攻略要素をまとめて紹介します。
アーデンは本編での掘り下げが少なかったものの、結果的には最重要人物です。
■アーデンの正体とは?
シナリオで初めて登場するのは【ガーディナ渡船場】
通常はここから船に乗ることが可能だが、帝国の動きによって船が使えない状態になっている。そこに現れるのが謎の男アーデン。(この段階ではだれも帝国の宰相だということに気付いていない)
その後、タイタンとの啓示を受けた後、アーデンは帝国の飛空艇に乗り去っていく。この時に帝国の宰相であることが発覚。
さらにオルティシエの街ではルナフレーナの前に突如現れて彼女を刃物で襲う。
何故アーデンは、このような行動に至ったのか?
アーデンはルシス王家の人間だった
すべての正体はノクトが帝国にあるクリスタルの中に取り込まれた時に六神バハムートから告げられる。
アーデンの本名はアーデン・ルシス・チェラム
つまりルシスのラストネームを持つ、ノクトと同じ王家の人間だった。
彼は大昔にシガイの元になる虫を体内に取り込む能力を持っており、それによってシガイ化しそうな沢山の民を助けて回っていた。
しかし、あまりにもシガイを取り込みすぎた肉体は、自らをもシガイにしてしまい、その肉体的な変化が原因でクリスタルから選ばれること無くルシス王家からは断絶、迫害される。
その結果、ルシス王家、引いてはクリスタルや六神全てのものを憎むようになった。そしてその力は星に災いをもたらす”破壊の力”として彼を【シガイの王】にまで持ち上げた。
魔導兵はおそらくアーデンの虫によるシガイ化の一種であり、その技術を持って帝国の宰相の座に着く。
■アーデンの目的
王の資質を持っていたにも関わらず、王家から断絶されたアーデン
彼は自分がシガイになってまで助けてきた世界やルシス王家を含めて自分を選ばなかった神=六神とクリスタルの力を全て取り込み、世界を闇の世界(シガイしか生きていけないような世界)にしようとしていた。
その為には星を守る力を持つ、神凪であるルナフレーナと”王と六神の力を受け継いだノクト”を殺す必要があった。ルシス王家が持つクリスタルと魔法の力は星に災いをなすものから闇を払う力だった。この力を元から断つにはあえて成長したノクトと決着を付ける必要があったのだと思われる。
シガイの王となり星に災いをなすものとして存在してきたアーデンはルシス王家を滅ぼすまで止まれなくなっていた。
逆にアーデンを止める=星の災いを払うには王家の力を受け継いだルシス王が命を差し出すしかない。
これがノクトが最後に死んでしまった理由です。
■アーデンがファントムソードを使えた理由
この項目は推測になります。。
アーデンはノクトと同じようにファントムソードを召喚して戦います。本来はルシス王家の力を受け継ぐ人間=クリスタルに選ばれた人間が使うファントムソードですが、主人公ノクトの代にはファントムソードは全部で13種類しか残っていません。
歴代の王達、ルシス王家の歴史は113代続いており、現存するファントムソード以外にも過去の王が使った武器や長いときを経て失われてしまった王墓がイオス各地に眠っていたのかもしれません。
クリスタルには選ばれなかったもののアーデンもルシス王の血を引く人間(元)ではあるのでファントムソードを自らに取り込む事は可能だったのかも知れません。
アーデンは悠久の時を生きている存在なので、埋もれていた王家の力を手に入れる時間は充分にあったのではないでしょうか?
■ラスボスとしてのアーデン攻略
王都で一騎打ちになるアーデンはノクトと同じようなファントムソードを召喚して攻撃してきます。
素早い連撃が多いので基本は回避しつつ攻撃が止まったら反撃を繰り返す容量で立ち回りましょう。
ほぼイベントバトルに近いのでそこまで苦戦することもないでしょう。鍔迫り合いになったら◯ボタンの連打をすることで競り勝てます。