普通に泣いた。。。
ついに仲間DLC最後の1人【エピソード・イグニス】が配信され、大きな反響を呼んでますね。
シナリオの補完はもちろんですが、エピソードグラディオラスやエピソードプロンプトの微妙な反応が帳消しにされたくらいの名作になりました。
ただ、FF15を評価する上でどうしても忘れられないのは、これはズンパスにしろDLC単品にしろ、本編に追加で料金を払ってプレイしなければいけないという所。
それを踏まえても、とにかくエピソード イグニスに関してはプレイすべき
だと思いますが、FF15が発売してから1年が経ってようやくユーザーが感動出来たというところについてはやはり批判されても仕方がないかなと。。
これ、完全版で去年にきちんと発売出来てれば、本当に2016年最強のRPGになったんじゃないかと思います。
つくづく勿体無い作品です。
記事概要
エピソード イグニスの感想・評価
オルティシエの真相について
イグニスの伏線として、誰もが気になっていたのは本編、オルティシエでのリヴァイアサン戦の後に、イグニスが片目を失った理由だと思います。
エピソードイグニスの冒頭では戦場となったオルティシエで戦場を走り回るイグニス、そして道中合流したのはエピソードプロンプトなどで徐々に行動が明らかになったルーナの兄であり、帝国の将軍レイヴスでした。
力付きたノクティスの元へ辿り着いたイグニスを阻むのは当然アーデン。
ここで、アーデンを退ける為に王家の指輪を使うイグニス。
通常、ルシスの名前を持たない人間には扱えないこの指輪ですが、ニックスが映画で使用したようにイグニス自身も使用、結果的にアーデンを退散させられたものの、その後遺症によって左目に負傷をしたというのが、おおまかなあらすじですね。
レイヴスについても掘り下げられた感
レイブスに関しては時系列で言えば、帝国で真の王がノクティスであることを告げる場面があったエピソードプロンプトの少し前にあたるでしょう。
オルティシエは元々帝国(アーデン)がリヴァイアサンを狙って街が戦場になった訳ですが、アーデンはそもそも”真の王”になった後のノクティスにしか興味がなかった事から、この段階でノクティスがアーデンに何かをされる理由はないんですけどね。
レイブスに関してはただただルーナの為に動いていたという印象がより強くなる結果になりました。
一人向かった先はおそらく帝国であり、ここでノクティスに化けたアーデンに倒されるという流れでしょう。
アーデンの秘密もIFでは分かる
アーデンに関しては過去のルシス王家の人間であり、闇やシガイ化から人々を救っていたにも関わらず最終的には弟によって地位もろとも簒奪された人物であり、その復讐を果たす為には自分の家系であり、シガイから星を守ると言われているクリスタルの力を持った王を完全に打ち砕く必要があったというのは、どっかの記事でも触れたと思うんですけど、
ノクティスが生命を賭けなければ倒せない理由
とか
六神よりも強い
とか
死なないのはシガイだから
とか
断片的な情報しかありませんでしたが、エピソードイグニスではいわゆるアーデンの本当の姿である”シガイの王”としての描写が、IFストーリーでは現実世界で描かれます。
本編でアーデンがこの姿になったのはノクティスとの最終決戦の時のみです。
で、この姿になった時に何が働いたかと言うと、おそらく【王家の指輪】ですかね。。?
イグニスが指輪を持っていたことを知ったアーデンが若干動揺していたのは、おそらく不死である人間形態は【王家の指輪】によって元のシガイの姿に戻される可能性を示唆しているように思えました。
真エンディングの考察
このエピソードイグニス版のエクストラを真エンディングと呼んでいいかどうかは別として、このIFの世界ではノクティスだけではなく、”全員”で決着を付ける姿が描かれてます。
また、レイブスもノクティスがクリスタルで力を付けていた期間も生きており、最終的にはルシス王家で結構なおじさんになって登場。
イグニス、ノクティス、レイブスと完全に生き残っている未来です。
これに関してはほぼ”不死”であるアーデンを消滅させるにはクリスタルの力が必要であり、その力はノクティスが持っている、そしてアーデンは指輪の影響で既に不死形態が保てない、もしくは不死の状態を現実世界で解放させられる事を示唆しているものだと考えられます。
ただ、このエンディングに関しては正直後付でこの1年間で開発されたようにしか思えないというのが正直な感想です…w
このルートがあったかも・・・というのが前提のエンディングなので、色々と設定は崩壊しているのかもしれませんけど、少なくともレイブスに関してはアーデンにやられている方が自然ですしね。
そういった意味では、ノクティス犠牲によるシガイ世界からの解放と死後の世界での結婚式エンディングがやはり通常ルートというか物語的に”正しいエンディング”なのではないでしょうか?
発売から1年かけて完結?しましたかね。。
FF15は発売日をまだかまだかと待ちつつ、いざ発売を迎えて、いい感じの旅に気持ちよくなったオープンワールドの章、そしてオルティシエで最高に盛り上がったルーナの死という犠牲を持って王の力を集めたノクティスとリヴァイアサンとの戦闘、その後のプレイヤーをどん底に突き落としたFFバイオ、、。w
からのアップデートやら、オンラインと改良はされていきましたが、いわゆる初版の状態があまりにも未完成だったとしか今や感じられなくなってしまいました。
これだけの大作ですから、バグに関しては全て取り除くのは難しいと思いますが、DLCにされたエピソードは製品版に入れるべきだったと思いますね。
そうすれば、基本的にはノクティスしか動かせないという状態でも、一時的にメインキャラクターは全員操作出来ることになりますし、シナリオの補完に関しても充分に理解を得られたのではないでしょうか?