FF15で今後発売予定が発表されていた4つのDLCのうち、エピソード:アーデンを除いた3種類が開発・発売中止となりましたね。
当ブログでも今後のDLC内容に沿ってFF15という作品を掘り下げたかったのですが、販売中止の発表によって不可能になっちゃいましたね^^;
売上なども含めて度重なる、修正と主要キャラのDLC、、、この辺りまでは良かったですが
オンライン展開辺りから広げ方を間違ったのか…。いずれにせよFF15というナンバリングタイトルとしては過去最悪の結果に終わったように思います。
この頃に待っていた待望感は発売直後から疑問符が多かったですが、結果的に筆者もいちFFファンとして残念に思います。
そして田畑氏の退職(独立)ですが、これに関してはニコ生に本人が出演しており、時系列として独立が決まったあとにDLCの開発中止が決定したとのこと。
FF15の失敗の普及と余波
とりあえずシリーズファンを自称している筆者としては、今回の余波がどのような形で今後のFFシリーズ開発などに影響してくるのかが非常に気になるところです。
こういった状態になった場合、よく開発者責任者を簡単に名指しで悪者扱いされる方もわりと多いですが、スクエニほどの大企業かつ、企業を代表するネームタイトルとなれば全く違うポイントに原因などが隠れていることがほとんどです。
いくらディレクションの監督だったからと言っても、田畑氏はスクエニの社長ではありません。
会社単位での損失計上を見れば、役員による失敗と捉えられますし、販売戦略やDLCを発表したのもまた役員による承認がなければ起こりえません。
FF15という作品を長期的に成長、展開させるというのがおそらくはスクエニの根本的な考え方というか新しいFFとしての形をやろうとしたのかもしれません。
筆者はただのファンですので、内部の真相などは分かるはずもないですが、、、
結果的にファンとしても会社としても失敗となったのは、ユーザーからの期待していたFF15とスクエニが提供したFF15との間に大きな差異があったのでしょう。
DLCについて思うこと
昨今のゲームではDLCは当たり前のようにあるものですから、DLC自体はもう仕方ない時代になってきているのかもしれませんね。
開発費と期間ばかりが膨らみ、据え置きゲーム人口は減り、さらに他のメーカーなどのハードもあることから、良くも悪くも1つのゲームを長く続けるという感覚はかなり薄いです。
実際にSFC時代のリマスターされたスマホ向けの過去作品なども遊びますが、それにはある程度の部分で完結するという前提で遊んでいます。
やりこみプレイであったり、より道制覇など遊び方は多いですが、それでも終わります。
FF15は既に発売から2年が経過。その間にも他のビッグタイトルは発売されますし、FF15だけをずーっと遊ぶ人はおそらくかなり少なかったはず。
実際に既に販売済みのDLCに関しても本編発売から数ヶ月を経ての順次リリースです。
厳しい見方をすれば、そこまでの長期間ユーザーは待ってはいないです。とっとと違うゲームを始めるのが普通です。(MHWとかもわりと近いですね)
もちろんPC版などの関係で相対的に評価は動いたでしょうが、大多数の人が今のスクエニに対して期待しているのはFF7REMAKEでしょうし。
鉄は熱い内に叩けとはよく言ったもので、ユーザーが本編にそこまで興味がない時期に、「お待たせー」とやっても食いつかないんでしょうね。
FF15が”こう”であったら称賛されていたであろうポイント
1・開発期間長すぎ問題(いわゆるおにぎり問題)
2・主要キャラのDLCは本編に入れておくべきだった(ノクト以外の3人分)
3・DLCは遅くとも本編発売から1年以内に完結させるべきだった(中古屋にワゴンセールされてからでは遅い)
4・FF14というオンライン作品とは明確に分けてきちんと完結させるべきだった(追加で戦友とか個人的には求めてない。それなら最初からMMOやる)
5・海外の悪質なネタバレに対してもっと監視の目を光らせるべき(キングダムハーツも然り…)
こんなところでしょうか?
個人的にはストーリーがどうのどか、自由度がとか言うつもりはないんですよね。
宙ぶらりんだったり、あとから行ける場所が増えるとかいうよく分からない変更が好きじゃないだけで。
トータルプレイ時間で60時間~100時間あれば全部遊び尽くせるファイナルファンタジーが個人的には一番”らしさ”があって好みです。
昔で言えばこの半分くらいかな?
FF7REMAKEも分割されて発売されるのはほぼ確定してますし、PS5とかハードそのものが移っちゃいそうですね。。