あまりに唐突…&描写不足過ぎて正直、このチャプターあたりからは演出の綺麗さとは裏腹にストーリー背景がわからないまま、置いてけぼりでシナリオを進めていました…
前回までのプレイ記事は以下
なんということでしょう。ここまでひたすら楽しかったはずのFF15に陰りが出始めたんですね。
その理由は以下で…
オルティシエに出港
神凪としての使命を果たすべく、ノクト達より先に水神リヴァイアサンの住む水の都オルティシエに渡っているルーナ。帝国がリヴァイアサンを討伐するような”描写”もありつつ、シドの用意した船でルシスを離れます。
別れ際にモーグリの人形をくれるイリス。
この船出のシーンは非常に良くて、過去にノクトパパと旅をしたシドのセリフとか、ロン将軍の謝罪とかグッとくる場面は多かったです。←これをルーナにも望んでいたのは俺だけか?
すまなかったと謝る将軍
仲間と護衛について年季の入った説得力のある声で語るシド。
シドはもうおじいさんですけど、FF10で言うところのアーロンっぽい立ち位置ですよね。ノクトが今経験している”旅”を先代のルシス王と共にしたっていう。
そんなこんなでシドの運転する豪華なクルーザーに乗ってオルティシエを目指します。
オルティシエ
オルティシエはアコルドという国の首都だそうです。ここは帝国の管理下にはあるものの基本的に自治権を与えられているという国。つまり、台◯みたいな国なのか?
シドと共に旅をした人が店を開いているということで、まずはそこを目指すのですが・・・
いたるところに水路があるので、街の全体がめちゃめちゃ複雑になってます。
有名なところではイタリアのヴェネツィァなんかはゴンドラで街を移動しますよね?
完全に一致。
して一行はなんとか目的の店に辿り着くも、すぐにアコルドの首相である強面の女性に会見を求められます。
理由としては水神の啓示による市民への被害問題と、帝国の干渉です。
過去へ戻れる謎展開
このオルティシエのシナリオで宿屋を目指すのですが、この宿屋には既に何度か登場している24使徒の1人「ゲンティアナ」が居ます。そして”これから起こる戦いの為に過去に戻れるようにする”と。
ここが正直突飛過ぎるし、意味不明だったポイントの1つ。
この後のシナリオに直結しますけど、そんな大きな力を持ってるならなんで?って思ってしまうポイントが多すぎた。
アコルドの首相官邸に行くともう引き返せません。けど、宿屋からはアンブラ呼べば、とりあえず過去のルシスには行けると…。ご都合主義感が否めない。
つかの間の再会
さて、首相会談を無事に成功させたノクト。そして儀式へと駆り出されるかのように魔導兵に囲まれたルーナ。
ルーナは広間にて演説をしますが、この前に少しだけ分かることが…(あくまで予想)
ルーナ自身はタイタン、ラムウとの誓約を終えてオルティシエに渡ったけれどルシスとは違って帝国領である。
そしてアーデン含む帝国は何故か召喚獣を狙っているので
神凪の力を利用してリヴァイアサンを呼び出させた…といったところでしょうか?
ぶっちゃけ、帝国が六神を狙う必要や意図がシナリオで説明されて無さ過ぎるので
”ただただ滅ぼしたかったのか””利用しようと考えたのか”
とかそういった背景が全くわからない。
演説に現れたルーナ、広場でアイコンタクトするノクトのシーンがあるんですが。。。
何故かここでノクトが泣くww
ここもルーナの描写シーンや2人のやり取りが少なすぎて全く意味がわからなかった。。
で、いよいよリヴァイアサンとの誓約が始まります。
六神:リヴァイアサン
ルーナの呼びかけに応じて姿を表したリヴァイアサン。非常に獰猛、かつ人間をかなり下に見ている設定。しかし、神凪であるルーナの説得力が強く、かならず王の証を示すと言い切ったルーナに対して「よかろう。ただし嘘なら食べる」みたいな返答。
もちろん王の証を示すのはノクトの役目ですが、イグニスやプロンプト、グラディオは市民の避難と帝国の妨害を抑える役目なので、タイマンです。ボコボコにされて意識を失いそうになるノクトを見てルーナは逆鉾を構えると…
無限ファントムソード爆誕
各地の歴代王の力がノクトに集まり、無限ファントムソード&高速移動が出来るように復活。こうなるともう負けようがないですが、正直この戦闘シーンはFF15のピークだったと思いますね。
リヴァイアサンの迫力満点な大きさといい、スーパーサ◯ヤ人になったノクトといい、操作は簡単ですが演出としては満点の出来栄え。ほんとに楽しかった。
で、とりあえず戦うんですけど、実はアーデンのクソ野郎が何故かルーナの近くにいて
いきなり刺します。絶句。マジ絶句。ゲンティアナはどこへやら?宿屋でいたのにこんな大事な場面でいないとかあるの?
最後は力付きかけたノクトを庇うルーナの元にタイタンが現れて水神の啓示には成功します。
ルーナの死、イグニス大怪我
ここで冒頭のシーンへ。死んでもルーナを守りたかったのにっとノクトは言いますが、2人の関係や絆の描写があまりにも少なすぎて、そこまで思いが入っているノクトが謎。
ただ、映像美だけでシナリオが破綻とまでは言わないものの圧倒的描写不足によって
FF15のヒロインであるルーナは全シナリオを通してまだ20分くらいしか登場していないまま非業の死を遂げます。ここが本当に納得いかなかった。
意味不明過ぎて…。
あと、イグニスが取り返しのつかない大怪我をするんですが、最初こそフラフラなのに、何故か終盤になると普通に戦えるというご都合主義も…。
イグニスの怪我とは”失明”であり、ほとんど周りが見えない状態です。ですが、この後に続くシナリオで何故かほとんど気遣い無用レベルにまで復活するという。。
というわけで、FF15で一番盛り上がったと同時に一番盛り下がったとも思われるチャプターでした。
シナリオ的にはこのまま一本道に帝国に攻めていくことになります。
帝国へ向けて
エンディング周辺の画像はちょっとまだ早いのでプレイ日記はこのくらいにしておこうかなと。
個人的な評価やストーリー考察はまた別の記事でm(_ _)m
FF15はオルティシエが最高であり、最低だったのは間違いないでしょう。
巷で話題のチャプター13も正直クソゲーになるんですけど、起承転結を考えるとこのオルティシエの戦闘はかなり大きい分岐点だと思いました。