ロマサガ2の攻略で、多くのプレイヤーが壁として感じる七英雄の一人、ロックブーケ。
特に強力な魅了攻撃「テンプテーション」は、対策なしで挑むと味方同士で攻撃しあう状況になってしまいます。
この記事では、ロマサガ2の強敵ロックブーケをどうすれば倒せるのか、最大の難関である「テンプテーション」への具体的な対策など、詳しく解説していきます。
最重要!「テンプテーション」対策を徹底解説
ロックブーケ戦で最も重要なのが「テンプテーション」対策です。
この全体魅了攻撃は男性キャラクターにのみ有効ですが、対策を怠ればパーティは機能不全に陥ります。逆に言えば、テンプテーションさえ乗り越えれば、勝利できる可能性も高くなります。
ここでは、具体的な対策を3つのポイントに分けて解説します。
対策1:最優先で「テンプテーションの見切り」を習得する
テンプテーションへの最も確実な対策は、「見切り」を習得することです。
見切りさえあれば、テンプテーションを無効化できます。見切りは、ロックブーケ自身が使うテンプテーションを受けることで閃く(ひらめく)可能性があります。ロックブーケはテンプテーションを頻繁に使用するため、戦闘中に習得を狙うのが最も効率的です。
見切り習得の注意点
ただし、見切りを閃くまでには時間がかかる場合があります。
ロックブーケのHPを3〜4割削ると、より強力な「テンプテーション2」を使い始めるため、それまでは防御に徹してダメージを与えすぎないようにしましょう。
見切り習得は「沈んだ塔」がおすすめ
ロックブーケとは「エイルネップの塔」と「沈んだ塔」の2箇所で戦えますが、見切り習得を狙うなら「沈んだ塔」がおすすめです。
沈んだ塔では、水竜を倒した後に一度引き返せば、ロックブーケ戦の直前でセーブができます。見切りを閃けなかった場合にリセット&ロードで何度も挑戦しやすいため、効率的に見切り習得を狙えます。
対策2:魅了耐性でパーティを守る
見切りを閃くまでの間や、見切りを持たないキャラクターを守るためには、魅了耐性が重要です。特に男性キャラクターや、リメイク版で魅了対象となった性別不明クラスには、必ず魅了対策をしておきましょう。
ちなみに手軽で効果的なのは、パーティメンバーを魅了されない女性キャラクターで固めることです。女性キャラクターはテンプテーションの魅了効果を受けないため、安定して戦闘を進められます。男性キャラクターを編成する場合は、以下の表にある装備やアビリティで対策しましょう。
対策方法 | 詳細 |
ソーモンの指輪 | 序盤のクジンシーの館で入手できるアクセサリーで魅了耐性を持つ |
魔石の指輪 | ・モール族に「魔石のかけら」を渡すと貰えるアクセサリー ・魅了耐性に加え、魔力も上昇する |
アイアンウィル | ・モール族の初期装備である頭装備 ・魅了耐性を持つ |
パペットアーミー | ・コッペリア(人形皇帝)が持つアビリティ ・状態異常を無効化 |
インタリオリング | ・最終皇帝就任後に入手可能なアクセサリー ・状態異常を無効化 |
【ロマサガ2】ロックブーケの倒し方
テンプテーション対策が整ったら、ロックブーケに挑戦してみましょう。
ロックブーケには第1形態と第2形態が存在し、それぞれ強さが異なります。
ここでは、出現条件から具体的な倒し方までを解説します。
ロックブーケの出現場所と条件
ロックブーケとの戦闘は、サラマット地方のイベントを進めることで発生します。ただし、皇帝の性別や七英雄の撃破数によって、戦闘までの道のりやロックブーケの強さが変化します。
形態 | 条件 | 詳細 |
第1形態 | 七英雄の撃破数が3人以下 | 【男性皇帝の場合】 ・場所:エイルネップの塔 ・手順:ラッフルツリーを倒した後、ロックブーケと会話すると戦闘になる ・特徴:比較的短い手順で戦えますが、テンプテーション対策が必須です |
【女性皇帝の場合】 ・場所」:沈んだ塔 ・手順:エイルネップの塔のイベント後、「沈んだ塔」を攻略し水龍を倒すと戦闘になる ・特徴:手順は長いですが、合成術「エリクサー」を入手できるメリットがあります | ||
第2形態 | ① 七英雄の撃破数が4人以上 | この条件を満たしてロックブーケと戦う場合、自動的に強化された第2形態が出現 |
② 男性皇帝で一度敗北後 女性皇帝 or 最終皇帝で再戦 | 七英雄の撃破数が3人以下でも、この条件を満たすと第2形態に強化される |
第1形態の攻略法
第1形態は、まだ比較的戦いやすい状態ですが、油断は禁物です。しっかり準備して挑みましょう。第1形態弱点は、斧、棍棒、体術、地術、天術です。
戦闘が始まったら、まずは「テンプテーションの見切り」を閃くことを優先しましょう。攻撃は控えめにし、回復と防御に徹しましょう。
攻略ポイント
ロックブーケは風属性の攻撃を多用するため、陣形「クインテットウィング」や術「エアスクリーン」で風耐性を上げておくと、ダメージを軽減でき、耐久しやすくなります。
また、ロックブーケは縦一列を攻撃する「つむじ風」や横一列を攻撃する「プラズマスラスト」も使います。これらの被害を最小限に抑えるため、キャラクターが縦横に重なりにくい「アサルトファング」などの陣形も有効です。
戦闘フィールドの地相が「風」になると、ロックブーケの術威力が上がりHPも回復してしまうため、地術を使って地相を上書きすることも忘れないようにしましょう。
第2形態の攻略法
第2形態のロックブーケは、攻撃パターンが強化され、格段に手強くなります。特に注意すべきは、全体に冥属性ダメージ+魅了効果を持つ「テンプテーション2」と、円範囲に大ダメージを与える「召雷」です。
基本的な戦い方は第1形態と同じで、女性中心のパーティで、縦横に広がった陣形を組み、地術で地相を管理しながら戦います。しかし、被ダメージが大きくなるため、回復が重要となってきます。
攻略ポイント
味方全体を回復できる天術「レストレーション」や、戦闘不能から自動復活させる水術「リヴァイヴァ」を準備しておくと、戦線が安定します。
ただし、「レストレーション」は天と風の合成術であるため、使用すると風の地相を強化してしまう点に注意が必要です。使用するターンには、必ず地術を併用して地相を上書きしましょう。
ロックブーケの使用技一覧
ロックブーケが使用する主な技を把握し、対策に役立てましょう。特に第2形態から追加される技は威力が高いので注意が必要です。
技名 | 攻撃範囲 | 効果・対策 |
テンプテーション | 全体 | ・男性を魅了し、女性キャラは無効 ・見切りや耐性装備で対策 |
ウインドカッター | 単体 | ・風属性ダメージ ・風耐性を上げることで被ダメージを軽減可能 |
つむじ風 | 縦一列 | ・風属性ダメージ ・縦に並ばない陣形で被害を抑える |
プラズマスラスト | 横一列 | ・風属性ダメージ ・横に並ばない陣形で被害を抑える |
ポイゾナスブロウ | 単体 | ・冥+水属性ダメージ ・確率で毒状態になる |
テンプテーション2 (第2形態) | 全体 | ・冥属性ダメージ+男性を魅了 ・見切りが必須 ・女性もダメージを受ける |
召雷 (第2形態) | 円範囲 | ・水+風属性ダメージ ・威力が高いのでHP管理に注意 |
イルストーム (第2形態) | 全体 | ・冥+水属性ダメージ ・確率で毒状態になる |
ダークスフィア (第2形態) | 単体 | ・HPを割合で減らす |
まとめ
ロマサガ2の強敵、ロックブーケの攻略は「テンプテーションをいかに制するか」が重要となってきます。
今回ご紹介したポイントを押さえ、しっかりと準備をすれば、ロックブーケは決して倒せない相手ではありません。
形態毎の強さや技の特徴などを把握して、対策を行いながら挑戦してみてくださいね!