月刊「少年ガンガン」で2001年8月号から2010年7月号まで連載された、ダークファンタジー漫画『鋼の錬金術師(ハガレン)』。世界中で7000万部以上も売れている大人気コミックスです。その鋼の錬金術師実写映画は2017年に公開され、そして5月20日より続編の前編『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が公開されています!本記事では、映画版『ハガレン』のみどころやキャスト情報をお届けします。
記事概要
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』の基本情報
まずは、基本情報を押さえてきましょう!
- 作品名:鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー
- 公開日:2022年5月20日
- 上映時間:125分
- 監督:曽根文彦
- 脚本:曽利文彦、宮本武史
- 原作:荒川弘『鋼の錬金術師』
『鋼の錬金術師』のあらすじ
静かな牧草地で母親と暮らしていたエドワード(兄)とアルフォンス(弟)ですが、ある日母親が病でこの世を去ってしまいます。錬金術を勉強をしていたエルリック兄弟は、もう一度母親に会いたい一心で母親を生き返らせるため、禁忌の錬金術である「人体錬成」を使う決意を固めます。錬金術の本に書いてあった通りに材料を集め、人体錬成を行いますが、失敗。家は破壊されて、「等価交換」によりエドは右腕と左足、アルは身体全てを失いました。しかし、エドは咄嗟の判断でその場にあった鎧にアルの魂を定着させます。エドは「鋼の錬金術師」として、アルの身体を取り戻すために付き添いのウィンリィとともに3人で旅に出ます。
完結編は、セントラルを訪れたエドとアルが、国家錬金術師を狙った連続殺人事件の犯人に命を狙われるところから始まります。犯人は正体不明で、額に十字傷を持つことから”スカー”と呼ばれていました。果たして2人はこの危機を乗り越えられのでしょうか?隠されたこの国の秘密と”約束の日”、そして兄弟の父親の過去、謎と真実が解き明かされ、物語は圧巻のフィナーレへとなだれ込んで行きます!
『鋼の錬金術師』完結編の豪華キャスト
ハガレン 実写 キャストには、ハガレンファンが大集結しています。そんな「とにかく鋼の錬金術師が好きすぎる」豪華キャストを紹介します!
山田涼介(エドワード・エルリック役)
ジャニーズ事務所の男性アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」のメンバー。代表には、ドラマ『金田一少年の事件簿』、映画『暗殺教室』や『グラスホッパー』、『大怪獣のあとしまつ』があります。
本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)
ファッションモデルとしても活躍する人気女優。ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』や『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』、映画『アオハライド』などに主演やヒロイン役で出演しています。
本郷奏多(エンヴィー役)
声優としても活躍しており、ドラマ『ラブホの上野さん』や実写版『テニスの王子様』などに出演、実写版『進撃の巨人』にはアルミン役として活躍しました。
渡邊圭祐(リン・ヤオ/グリード役)
急速に人気を高め、今では人気俳優の仲間入りを果たしている渡邊圭祐さんは、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や『推しの王子様』、『MIU404』などに出演しています。
栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング役)
ドラマ『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』や『ATARU』、『遺留捜査』などに主演やヒロイン役での出演をしています。
『鋼の錬金術師』完結編の見どころ(ネタバレに注意!)
シン国の第十二皇子リン・ヤオ(渡邊圭祐)の護衛のフー(筧利夫)が、負傷した孫のランファン(黒島結菜)に「腕、無いのか」と呼びかけるシーンは本当に涙なしには見られない、原作ファンの中でも名高いシーンで1番の見どころです!
さらに、国家錬金術師に復讐を誓った“スカー”(新田真剣佑)との対決で、エドワード(山田涼介)が「お前の手は人を殺す手じゃない人を生かす手だ」と言い、ウィンリィ(本田翼)に銃を手放させるシーンも感動できるシーンとなっています。そして、旅の途中でエドとアル(水石亜飛夢)が出会った、不老不死の力を求めて賢者の石を狙っているリン・ヤオとのやり取りするシーンも見どころですね!
最後に
本作は、原作の最終話まで描き切ることにこだわって、前作よりスケールアップした堂々の完結編となっています。ハガレン実写 前編の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』と、6月24日に公開される後編の『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』をできれば映画館で味わってください!