スクウェア・エニックスとコーエーテクモゲームス(Team Ninja)が手がける「STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN」が3月18日に発売されました。今作はNintendo Switchでプレイできないものの、その他のゲーム機でプレイが可能になっています。グランブルーファンタジー(グラブル)では5月からFFXIとのコラボが始まったりと、様々な場所で「FF」シリーズを目にします。今年で35周年を迎えた日本が誇る大人気RPG「FF」シリーズの最新作となる今作ですが、みなさんはもうプレイしましたか?今回はそんな最新作のネタバレありのレビューをしていきます。
ストーリー
「混沌の闇」に包まれるコーネリアの大地。その闇の根源を断つため目的を同じとするジャック、アッシュ、ジェドの旅が始まります。闇の根源たるカオスを討伐するため、多くの魔物を倒していく彼等はいつしか予言の戦士達として期待されるも。。。
「FF」シリーズをプレイした事がある人なら聞いた事のある「光と闇」、どこか厨二病をくすぐられるようなストーリーですよね。そして、このストーリーは地続きでは無いものの、「FF1」に続いているとかないとか。
ゲーム性
「FF」シリーズでは滅多に見ないアクションRPGとなっている今作では、「仁王」などのゲームを手がける「Team Ninja」の爽快なアクション性とアビリティやジョブといった「FF」の世界観が混ざったゲームとなっています。FFといえば、アクション性はあるものの、そこまで強い要素ではありませんでしたが、今作はなんと言ってもアクション性がとても高くなっています。ストーリーはもちろんありますが、薄すぎず、濃すぎず、サクサク進めることができます。
世界観
今作では「FF1」の世界観がベースとなっており、ダンジョンやBGMにその要素が少しながらも散りばめられています。そこまで大きな要素ではなく、わかる人にはわかる位のものなので、既プレイ者には嬉しいポイントです。なので、「FF」シリーズをプレイした事がない方でも充分楽しむことができます。
育成
爽快なアクションはもちろんのこと、今作では武器やジョブといったRPG育成要素もあります。ダンジョンにはサブミッションが多く存在し、武器を手に入れたり、アイテムを駆使して強化することも可能になっています。更に、多くのジョブの中から2種類選び戦闘で組み合わせることができるようになっています。ジョブには標準、上位、最上位のランクに分かれており、最上位のジョブを解放するためには下のランクのジョブを解放していなければいけないなど、様々なジョブを遊べる理由になっています。好みの外見で武器や装備を選ぶのも、好きなジョブに合わせて構成するもプレイヤー次第なので、やり込み要素のひとつにもなっています。
戦闘
“死にゲー”のイメージが高い人も多いですが、どちらかと言うと高難易度のアクションゲームです。ソウルシリーズのような鬼畜さではなく、3種類の難易度からいつでも変えることが可能になっています。即死級の攻撃はあるものの、パターン性や敵の行動を覚えることで対処が可能になっています。
今作ではHPを削り切るだけでなく、ブレイクゲージを削ることでも倒すことができます。ブレイクゲージとは、削ることで敵を怯ませ、「ソウルバースト」と呼ばれる確殺攻撃を仕掛けることができます。この攻撃を決められると敵は赤黒い結晶となって弾け飛ぶ爽快感抜群の演出が楽しめます。そしてMPの回復と最大値増加の効果もあるため、より優位に戦闘を行えます。
他にも、自分のブレイクゲージを削り、防御とMPを回復/増加、相手の攻撃をラーニングする効果のある「ソウルシールド」。「ライトブリンガー」は自分のMPを削ることで相手のブレイクゲージを削りやすくなります。心強い仲間(NPC)も一緒に戦ってくれるため、MPとブレイクゲージの管理を行うことが戦闘のコツになっています。
以外のゲーム機にはキャラクターの詳細や、ストーリーなどにもっと興味のある方は書籍「ストレンジャー オブ パラダイス ファイナル ファンタジー オリジン 機密ファイル-シークレット チャプターズ」を読んでみてください。攻略情報から、武器などの情報までこのゲームの全てが載っています。