『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』の攻略を進める上で、多くのプレイヤーが気になるのが新要素「七英雄の記憶」と、「七英雄を倒す順番」ではないでしょうか。
この記事では、「ロマサガ2」リメイクの「七英雄の記憶」の全入手場所と、集めることで解放される要素について詳しく解説します。さらに、効率的に物語を進めるための七英雄を倒すおすすめの順番についてもご紹介します。
【ロマサガ2リメイク】新要素「七英雄の記憶」とは?
「七英雄の記憶」とは、「ロマサガ2」リメイクで新たに追加された収集要素です。世界各地に散らばる記憶を入手すると、七英雄たちの過去に起きたと思われる出来事を、断片的なストーリーとして体験できます。
ダンジョンなどでは、記憶のある場所に向かって青い光の筋が発生しています。この光を目印に進むことで、「七英雄の記憶」を発見できます。一度入手した記憶は、アバロンの帝国大学1階にある装置でいつでも見返すことが可能です。
【ロマサガ2リメイク】七英雄の記憶の入手場所一覧
「七英雄の記憶」は世界中に全部で15箇所存在します。フィールドやダンジョンの隅々まで探索し、コンプリートを目指しましょう。以下に全15箇所の入手場所をまとめました。
No. | 地域 | 場所 | 詳細な位置 |
① | 北バレンヌ | クジンシーの館 | 1F、暖炉の奥の部屋 |
② | 南バレンヌ | モンスターの巣 | 南の小部屋 |
③ | ルドン | 宝石鉱山 | 北東の通路突き当たり |
④ | ナゼール | 東のダンジョン | 北の通路突き当たり |
⑤ | カンバーランド | ダグラス | 城1F、北の通路突き当たり |
⑥ | ステップ | ステップ | 東のセーブポイント付近 |
⑦ | コムルーン島 | 魔導士の砦 | 砦の裏手 |
⑧ | 南ロンギット | 魔女のほこら | 西のエリア端 |
⑨ | サバンナ | 白アリの巣 | 北東の通路突き当たり |
⑩ | メルー | テレルテバの塔(左) | 3F、最奥の通路突き当たり |
⑪ | サラマット | サラマット | 北東の通路 |
⑫ | サラマット | エイルネップの塔 | 2F、広場の西側 |
⑬ | ヤウダ | チョントウ城 | 二の丸3F、階段反対側の内側の壁 |
⑭ | トーレンス | 忘れられた町 | マップ東の行き止まり |
⑮ | 氷海 | 大氷原 | マップ中央の氷横 |
七英雄の記憶を全て集めるとどうなる?
15個全ての「七英雄の記憶」を集めると、特別な報酬や、さらなる強敵との戦いが待っています。記憶を集めた直後には何も起こりませんが、エンディング後にその価値が発揮されます。コンプリートすることで得られるメリットは、やりこみプレイの大きな目標となるのではないでしょうか。
トロフィーの獲得と裏ボスへの挑戦権
まず、全ての記憶を体験すると、トロフィー「七英雄の真実」を獲得できます。
そして最大の報酬は、ゲームクリア後に出現する隠しダンジョン「恐妃の都」での追加イベントです。全記憶を体験していると、この場所で七英雄たちの幻影と戦うことが可能になります。彼らを倒すと強力なアビリティを習得できるほか、5ターン以内に撃破することで、各武器種の最強装備が入手できます。
さらに、七英雄の幻影を全て倒すと、最深部で裏ボス「ドレッドクィーン」と戦うことができます。ドレッドクィーンを倒せば、挑戦したゲーム難易度に応じて強力なアビリティを習得可能です。
撃破対象 | 習得アビリティ | 5ターン以内撃破報酬 (最強装備) |
ボクオーン(幻影) | オールウィーク | 傀儡の棍棒 |
クジンシー(幻影) | ハイドスタンス | 吸魂の弓 |
ダンターク(幻影) | クローザー | 百獣の小手 |
ノエル(幻影) | たまに連携消費なし | 紅竜の大剣、炎鱗の斧 |
ロックブーケ(幻影) | 回復限界突破 | 蠱惑の小剣 |
スービエ(幻影) | 不死鳥の加護 | 海皇の槍 |
ワグナス(幻影) | 連携ダメージ2倍 | 胡蝶の剣 |
ドレッドクィーン | トドメの一撃連携チャージャー (ベリーハード) BP非消費 (ロマンシング) | なし |
【ロマサガ2リメイク】七英雄はどの順番で倒すのがおすすめ?
『ロマサガ2』の魅力は、どの七英雄から倒すのか、どの地域を制圧するのかをプレイヤーが自由に決められるフリーシナリオシステムにあります。しかし、リメイク版ではいくつかの新要素が加わったことで、より効率的な攻略順が存在するようになりました。
まず結論から言うと、「ボクオーンを4人目までに倒し、ロックブーケとワグナスを6人目までに倒す」というのがおすすめの指針となります。
この基本を押さえれば、残りの七英雄は比較的自由に、プレイヤーの好みの順番で攻略を進めることが可能です。なぜこの順番が推奨されるのか、次の項目で詳しく見ていきましょう。
七英雄を倒す順番を決める重要なポイント
七英雄を倒す順番を考える上で、リメイク版で変更された点と、シリーズ共通で存在する仕様の両方を理解しておくことが重要です。これらのポイントが、先ほど紹介したおすすめの順番の根拠となります。
七英雄のパワーアップ(リメイクでの変更点)
リメイク版では、最初に倒したクジンシーを含めて4人の七英雄を倒すと、5人目以降の残りの七英雄がパワーアップします。
例えば、ロックブーケは強力な全体攻撃「召雷」を多用するようになり、スービエは海の主と和解していても形態が変化するなど、格段に手強くなります。強力なボスとの連戦を避けたい場合は、苦手な七英雄を4人目までに倒しておくのが良いでしょう。
地域の制圧条件(シリーズ共通)
七英雄の中には、倒さなければその地域を制圧できない者がいます。
具体的には、
- ステップのボクオーン
- サラマットのロックブーケ
- ヤウダのワグナス
上記が該当します。もし彼らを最後に残してしまうと、ラストダンジョンへ移動してしまうため、対応する地域が未制圧のままゲームクリアを迎えることになります。
全ての地域を制圧したい場合は、この3人を6人目までに倒す必要があります。
仲間の加入条件(シリーズ共通)
特定の七英雄を倒すことで、初めて仲間になるキャラクターがいます。
特に重要なのが、ボクオーンを倒した後に仲間にできる軍師とノーマッドです。軍師は優秀な術士であるだけでなく、皇帝にすることで強力な陣形「鳳天舞の陣」を習得できます。
しかし、七英雄を5人倒した後に年代ジャンプが発生すると最終皇帝が登場し、皇帝の継承ができなくなります。そのため、軍師やノーマッドを皇帝にしたい場合は、ボクオーンを4人目までに倒す必要があります。
【攻略】おすすめの七英雄討伐順
これらのポイントを踏まえた上で、具体的な討伐順のおすすめのパターンを紹介します。
制圧優先
地域の制圧を最優先に進めたい場合のプランです。ダンターグとの遭遇時期が不確定になる可能性はありますが、着実に領土を広げることができます。
- クジンシー(イベント進行上、必須)
- ボクオーン(軍師・ノーマッド加入、ステップ制圧のため)
- ロックブーケ(サラマット制圧のため)
- ワグナス(ヤウダ制圧のため)
- スービエ
- ノエル
- ダンターグ
ダンターグ早期討伐
東のダンジョンで遭遇するダンターグを早めに倒し、後腐れなく進めたい場合のプランです。ロックブーケ以降の順番は、戦いやすい相手や対策の立てやすさで調整すると良いでしょう。
- クジンシー(イベント進行上、必須)
- ダンターグ(東のダンジョンで遭遇した際に撃破)
- ボクオーン(軍師・ノーマッド加入、ステップ制圧のため)
- ロックブーケ(パワーアップ前に撃破)
- ワグナス
- スービエ
- ノエル
まとめ
今回は、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』の「七英雄の記憶」の入手場所と、おすすめの「七英雄討伐順」について解説しました。
「七英雄の記憶」は、コンプリートすれば、エンディング後の裏ボス「ドレッドクィーン」への挑戦権も手に入りますので、ぜひチャレンジしてみてください。
また、七英雄を倒す順番は基本的に自由ですが、「ボクオーンは4人目まで」「ロックブーケとワグナスは6人目まで」というポイントを押さえておきましょう。