セフィロス・コピー計画

セフィロス・コピー計画

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宝条博士によって進められたジェノバ・プロジェクトの一環。

宝条博士が仮説として打ち立てたジェノバの特性である『リユニオン』の証明実験。

分割された細胞がいずれ集結する能力があると考えた宝条博士によって

あえてソルジャーの基準に満たない(魔晄適性のない)人間にジェノバ細胞を移植することによってジェノバ細胞に精神を侵された人間がリユニオンによって神羅ビルへと戻ることを確認するための人体実験だった。(クラウドはまさにこれを受けた)

セフィロス・コピー計画は失敗

当初の宝条博士の仮説では、ジェノバの本体の殆どを保管している神羅ビルへと戻ってくるだろうと考えられていたが、実際にはほとんどの仮説が間違いであった。(ジェノバのリユニオンは”首”を基準に行われることが発覚した)

実験の対象になったのはニブルヘイムで暴走したセフィロスから辛うじて生き残った人間達であり、彼らは後々『黒マントの男』としてニブルヘイム周辺や世界中をウロウロとするようになる。

本来であれば、本体を基準としたリユニオンによって首の元へ集まる予定ではあったものの、本編でジェノバの首に引き付けられたのはクラウドのみだった。

宝条博士は精神的な崩壊をおこしたクラウドを『失敗作』とみなしていたために、自身の仮説が完全に砕かれることになる。

ザックスは元がソルジャーであり、魔晄適性もあったので特に変化もおきなかったがクラウドと同じく実験されていた。

実際にジェノバ細胞にはリユニオンの本能があることから仮説自体は正しかったものと考えられるが、セフィロスがライフストリームへ落下した事件をキッカケにジェノバの首はセフィロスが管理し、さらにジェノバをも支配してしまった事から本来のリユニオンが起きなかったものと推測出来る。

*セフィロス・コピーもセフィロスの支配下に入った*