ファイナルファンタジーはドラゴンクエストと並んでロールプレイングゲームで最も人気の高いゲームです。ペットだったら「イヌ派?ネコ派?」、食べ物だったら「うどん派?そば派?」、と聞かれることがよくありますが、ロールプレイングゲームであれば「FF派?ドラクエ派?」となるほどです。この2つはこのゲームジャンルで圧倒的な人気を誇ります。ちなみに私はFF派なのでここではFFについて詳しく語っていきます。今回は見逃しがちなミニゲームについて取りあげます。
ミニゲーム目当てならおすすめは断然FF7 リバース
ファイナルファンタジーシリーズの中でも、ミニゲーム好きにとってまさに宝箱のような作品が『FF7リバース』です。本作には驚くほど多彩なミニゲームが詰め込まれており、ゴールドソーサーを中心に、ピアノ演奏、チョコボレース、3Dバトラー、Gバイク、マッスルコロシアムなど、ジャンルも操作感もバラエティ豊か。中でも特におすすめなのが「クイーンズブラッド」。これは歴代FFシリーズでもおなじみのカードゲームで、盤面にカードを配置してレーンごとのパワーを競い合う戦略型のターン制ゲームです。ちなみにカードゲームだったらオンラインカジノのバカラ、ブラックジャック、ポーカーなどのほうが正直楽しいんですが、このクイーンズブラッドもなかなか面白い。負けてもリスクがなく、カード収集やデッキ構築の楽しさにハマれば、つい何時間も遊んでしまう魅力があります。ただし、ミニゲームに夢中になりすぎるとメインストーリーがなかなか進まないという罠もあります。自分が面白いと思ったものだけを選んで遊ぶのが良いでしょう。FF7リバースの魅力はミニゲームだけにとどまらず、広大なフィールド探索、美麗なグラフィック、緻密に描かれたキャラクターの感情表現、そして原作を知るファンにはたまらない演出の数々が詰まっています。特にバトルシステムはアクションと戦略のバランスが絶妙で、マテリアの組み合わせによるカスタマイズ性も高く、プレイヤーの個性が反映されるのが楽しいポイント。ミニゲームで息抜きしながら、壮大な物語と濃密な世界観をじっくり味わえるのがFF7リバースの醍醐味です。シリーズファンはもちろん、初めてFFに触れる人にもおすすめできる一本ですよ。
FF8は「トリプルトライアド」が人気
ファイナルファンタジーVIIIは、FF7リバースに負けず劣らず、豊富で中毒性のあるミニゲームが詰まっています。その代表格が「トリプルトライアド」。このカードゲームは、ただ強いカードを集めて並べるだけでは勝てない、戦略性の高い陣取りゲームのようなシステムを持っています。3×3の盤面に交互にカードを置き、上下左右の数字で相手のカードをひっくり返していくというシンプルなルールながら、特殊ルールやカードの配置によって勝敗が大きく左右される奥深さがあります[^1^]。例えば「セイム」や「プラス」といったルールでは、隣接するカードの数字の一致や合計によって連鎖的にカードを奪えるため、油断するとレアカードを一気に失うことも。守りに徹して最後の一手で逆転する戦法や、壁を利用して弱点を隠す配置など、プレイヤーの工夫が試されるのです。さらに、ゲーム内のほぼすべてのNPCと対戦できるという広がりも魅力で、ストーリーそっちのけでカード集めに没頭するプレイヤーも続出しました。ちなみにFF8の物語は、傭兵養成学校「バラムガーデン」に所属する主人公スコールが、仲間たちと共に世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていく青春と成長の物語。その中で、トリプルトライアドは単なる遊びではなく、魔法精製やステータス強化にも活用できる重要な要素となっています。FF8の世界をより深く楽しむためにも、ぜひこのミニゲームの魅力に触れてみてください。
FF9のミニゲーム攻略はコツをつかめるかがカギ
ファイナルファンタジーIXは、物語の奥深さだけでなく、ミニゲームの攻略性と報酬の充実度でもプレイヤーを魅了する作品です。特に「チャンバラ」は、オープニングイベントで登場する反射神経系のミニゲームで、ブランクの頭上に表示される吹き出しの指示に集中するのが成功の鍵。キャラクターの動きに惑わされず、リズムを意識してボタンを押すことで、観客100人を満足させることが可能になります。この100人満足を達成すると、貴重な「ムーンストーン」が入手でき、PS4版などではアチーブメント達成にも関わるため、攻略上非常に重要です。次に「縄跳び」は、タイミング命のミニゲームで、着地と同時にボタンを押す感覚をつかむことが高記録への近道。最終的には「キング・オブ・ナワトビ」という称号付きのアイテムが手に入り、やり込み要素としても人気です。そして「カエル捕り」は、クイナのイベントに関連するミニゲームで、カエルに近づかず、陸に出てくるのを待つのがコツ。捕獲数に応じて「ガストロフォーク」や「銀のフォーク」など、戦闘でも役立つアイテムが手に入るため、地味ながらも見逃せない要素です。これらのミニゲームは、ただの遊びではなく、報酬やアチーブメント、キャラ育成にも直結するため、早めにコツをつかんでおくことで全体の攻略がスムーズになります。FF9の世界をより深く楽しむためにも、ミニゲームの魅力と攻略法をしっかり押さえておきたいですね。
まとめ
今回はファイナルファンタジーの魅力あるミニゲームについていくつか紹介しました。ドラクエでもモンスター図鑑コンプリート、小さなメダルあつめ、職業の網羅、などやり込み要素がありますよね。FFではミニゲームがこれに近いです。ちょっとした息抜きにもなるので本当におすすめです。もちろんメインストーリーを楽しむのは当然ですが、だからと言ってそこばかりにフォーカスすると飽きが来るのも早いもの。しかしミニゲームも含めて楽しめればFFを永遠に楽しめるでしょう。ミニゲームはロールプレイングゲームではなく、運ゲーだったり、リズム感が必要だったり、反射神経が試されたりするなど、メインには無い難しさがあります。ミニゲームも含め楽しむのであれば特にFF7 リバースがおすすめ。FFはミニゲームも含め楽しみましょう。
