『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』では、「最終皇帝をいつ登場させるか」で悩む方も多いですよね。リメイク版では、原作にはなかった非常に早い段階での最終皇帝登場も可能になり、戦略の幅も大きく広がっています。
この記事では、最終皇帝を登場させるおすすめのタイミングを3つのパターンに分けて分析します。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のプレイスタイルに合わせて参考にしてみてください!
【ロマサガ2】リメイクの最終皇帝とは?
ロマサガ2のリメイク版で最終皇帝をいつ登場させるか考える前に、まずは最終皇帝がどのような存在なのか、基本的な情報を確認しておきましょう。
最終皇帝の登場条件
最終皇帝が登場する条件は、主に2つあります。
1つ目は、七英雄のうちクジンシーを除く4体を倒し、復活したクジンシーを再度撃破した後の年代ジャンプで登場する、最も一般的なパターンです。多くのプレイヤーはこの流れで、物語のクライマックスに最終皇帝を迎えることになります。
2つ目は、リメイク版で可能になった特殊な方法で、ゲーム開始直後の帝国暦1001年に登場させる、通称「いきなり最終皇帝」です。これはゲームシステムを熟知したプレイヤー向けの選択肢ですが、序盤から圧倒的な戦力でゲームを進められるという大きな魅力があります。
最終皇帝の男女による性能の違い
最終皇帝は男女ともに全クラスでトップクラスの能力値を持ちますが、その性能には違いがあります。特に腕力と素早さ、攻撃に対する耐性の有無などが重要な要素となっています。どちらを選ぶかによって、ゲームの進め方や難所の攻略法も変わってきます。
最終皇帝登場のおすすめタイミング3選
ロマサガ2のリメイク版で最終皇帝を登場させるタイミングは、大きく分けて「序盤」「終盤」「中盤」の3つが考えられます。それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
1. 序盤(いきなり最終皇帝)
ゲーム開始直後、ジェラールがクジンシーを倒した直後に意図的に最終皇帝を登場させる、最も早いタイミングです。これはリメイク版で可能になったプレイスタイルで、やり込みプレイヤーの間で人気の高い選択肢となっています。
メリット | 最終皇帝の圧倒的なステータスと強力な初期装備を序盤から使えるため、戦闘が楽になる |
最終皇帝専用の強力な陣形を早期から活用できる | |
通常のプレイとは異なるゲーム体験ができ、周回プレイのマンネリを防げる | |
デメリット | 年代ジャンプが一切発生しなくなり、関連する多くのイベントが進行不能になる |
モール族やサラマンダーなど、年代ジャンプを経て仲間になるクラスが加入しない | |
武装商船団関連のイベント進行が複雑になり、手順を誤るとゲーム進行不能になるリスクがある |
2. 終盤(通常の登場)
七英雄を5体倒した後に登場させる、最もオーソドックスなタイミングです。
多くのプレイヤーが自然にたどり着く道筋であり、『ロマサガ2』の壮大な歴史物語を体験できます。
メリット | 年代ジャンプを重ねることで、ほぼ全てのクラスを仲間にするチャンスがある |
大学や工房などの帝国施設が完全に発展し、万全のサポート体制で最終決戦に臨める | |
数世代にわたるイベントやサブクエストができ、帝国の歴史を体験できる | |
道場に豊富な技や術が登録されており、戦略の幅が広い | |
デメリット | 最終皇帝の強力な性能を活かせるのが、ゲームの最終盤に限られる |
最終皇帝以外の皇帝でクリア済みになっている可能性が高い | |
最終皇帝が登場する前に、特定の世代限定イベントを完了させておく必要がある |
3. 中盤(バランス型)
強力なクラスの加入や施設の開発などを達成した後、全てのコンテンツをクリアする前に意図的に最終皇帝を登場させる戦略的なやり方です。例えば、七英雄を2〜3体倒した段階で最終皇帝に継承させるなどです。
メリット | どのクラスを仲間にし、どの施設を開発するかをコントロールできる |
ゲームの中盤から終盤にかけて、最終皇帝の力を使って強敵やイベントに挑める | |
序盤のデメリットをある程度回避しつつ、早く最終皇帝を活躍させられる | |
デメリット | イベントやクラスの加入条件に関する知識と、計画が必要 |
一部の後半世代のコンテンツやクラスを諦める必要がある | |
どのタイミングで切り替えるかの判断が難しい |
【要注意】「いきなり最終皇帝」パターンの制約
「いきなり最終皇帝」では、リスクと制約が伴います。特に「武装商船団イベント」と「仲間にできないクラス」については、事前にしっかり理解しておく必要があります。
進行不能リスクを伴う「武装商船団イベント」
「いきなり最終皇帝」プレイにおける最大の関門が、北ロンギットで発生する一連のイベントです。このイベントの進め方を誤ると、七英雄のワグナスやスービエに会えなくなり、最悪の場合ゲームが進行不能になる「詰み」の状態に陥ります。
クラス加入を回避しつつ、イベントをクリアして海路を確保するという手順が求められます。
仲間にできなくなるクラス
年代ジャンプが発生しないため、特定のイベントや年代を経ないと仲間にならないクラスは、原則として加入しません。
パーティ編成が大きく制限されるため、誰を仲間に加えて戦い抜くか計画が必要となってきます。
クラス | 「いきなり最終皇帝」での加入状況 | 加入不可の理由 |
モール族 | 不可 | クィーン撃破後の年代ジャンプが必要なため |
踊り子 | 不可 | 人魚イベント後の年代ジャンプが必要なため |
陰陽師 | 不可 | 年代ジャンプが関わる火山イベントが発生しないため |
サラマンダー | 不可 | 年代ジャンプが関わる火山イベントが発生しないため |
コッペリア | 不可 | 年代が進まず、ヒラガが開発しないため |
まとめ
ロマサガ2のリメイク版では最終皇帝をいつ登場させるかによって、プレイヤーのゲーム体験が大きく変わってきます。
オーソドックスなパターンでいくか、リスクを承知で強力に進んでいくのかは、プレイヤー次第となっていますので、今回ご紹介したメリット・デメリットを参考にしっかりと計画して進めてみてくださいね!