厳しい意見が次々と!?『FF16』売れない理由と酷評の内容とは?

厳しい意見が次々と!?『FF16』売れない理由と酷評の内容とは?

スクエア・エニックスが開発・販売を担当している大人気ゲームシリーズのファイナルファンタジーから、2023年6月に新作のFF16が発売されましたね。いつもなら大人気作品としてネットからも人気の理由が聞こえてきそうですが…。残念ながら、今回ネット上からは、厳しい意見が聞こえてきています。いったい何があったのでしょうか?

この記事では、FF16 売れない理由と酷評についてまとめてみました。

目次

FF16基本情報

  • 発売日:2023年6月22日
  • ジャンル:アクションRPG
  • 対応機種:PlayStation5
  • 対象年齢:CERO D 17歳以上
  • 開発・発売:スクエア・エニックス
  • 出荷本数:全世界300万本
  • その他:2023年9月には、有料のDLC2種類とPC版の開発を発表している
  • キャッチコピー:「これは―クリスタルの加護を断ち切るための物語。」

FF16はどんなゲーム?

FF16はFFシリーズ初となる本格アクションRPGになります。簡単にアクションの特徴を下記にまとめました。

召喚獣合戦

自分が操作しているキャラクターに召喚獣を呼び起こし、召喚獣同士の大迫力で大規模バトルを行うことができます。

召喚獣アクション

操作キャラクターは召喚獣の力を借りた技を使うことが可能であり、ハイスピードアクションを楽しむことが可能です。

ストーリーフォーカスモード

物語をじっくり味わいたい方にオススメなのがストーリーフォーカスモードです。シンプルな操作で召喚獣アビリティが発動したり、敵の攻撃を自動で回避したり、誰でもバトルの爽快感を味わいながら物語を楽しむことが可能です。すべての操作をプレイヤー自身で行うアクションフォーカスモードも用意されているため、自分の好みに合わせてプレイが可能です。

有料のDLC(ダウンロードコンテンツ)について

新たなマップや召喚獣を楽しむことが可能です。購入特典で武器や特別なBGMを入手することもできます。

DLC第一弾《空の残響》(配信中)

  • 開始条件:本編が、チャプター《オリジン》の「ワールドマップからオリジンに入る」に到達し、クエスト「白銀の君」をコンプリートした後からプレイ可能
  • 希望小売価格:¥1,210(税込)

DLC第二弾《海の慟哭》(2024年4月18日よりプレイ可能)

  • 開始条件:第一弾と同様
  • 希望小売価格:¥2,420(税込)
  • DLC第一弾を持っていなくても、DLC第二弾を入手可能

エキスパンションパス

  • DLC第一弾と第二弾がセットになったお得なパック
  • 希望小売価格:¥ 3,080(税込)

FF16 売れない理由と酷評について

FF16 売れない理由とはいえ、基本情報の世界出荷本数を見ていただければわかるように300万本という結果が出ています。それでもなおネット上では酷評が取りざたされているようですが、その理由を見ていきましょう。

PS5初回リリース独占販売という今どきレアケースな販売方法

多くの作品が、PS版とPC版の同時発売という形をとっている中で、FF16のPS5独占発売(6ヶ月間)はレアケースとなります。2023年9月時点で、PC版開発中となっており、2024年3月時点の現在もPC版及びPS4版も未発売ということで売り上げの低迷が囁かれているようです。

FFシリーズ初のアクションという試みが従来ファンには敬遠されがち

新たな試みでファン層の新規開拓を狙ったのかもしれませんが、これが往年のファンには敬遠されている感じでしょうか。好みと言ってしまえばそれまでなのですが、好きなアイドルのキャラ変に納得いかない気持ちに似ているかもしれません。初心者向けのストーリーフォーカスモードが、どれだけ受け入れられるかという点で変わってくるかもしれませんね。

配信禁止区域無しというレアケース

FF16には配信禁止区域が無く、エンディングを含めて配信OKという形になっています。近年、ストーリー主導のゲームでは配信禁止区域が厳しく設定されているものが多いので、FF16は、こちらもかなりレアケース。これにより、配信で見れれば満足といった層が多いのではないかと見られているようです。

ファイナルファンタジー15との販売数比較

売上や販売本数が比べられてしまうのは、やはり前作であるFF15でしょう。発売日当日に全世界での販売本数が500万本を超えているのは、驚きを隠せません。

FF15の販売本数推移

  • 発売日に全世界出荷本数が500万本を突破
  • 発売から2か月後には700万本に到達
  • 2016年11月29日の発売から5年半後にして1000万本!

FF16は発売から約一週間で販売本数300万本(パッケージ出荷本数とダウンロード販売数の合計)を突破したとスクウェア・エニックスが発表しています。他のゲームと比べると凄いですが、前作と比べると差は歴然です。この前作との売上の違いが、「FF16は売れない」と世間で話題に上がってしまっている理由の一つかもしれません。

FF16 売れないとはいえ実際は…?

発売から5ヶ月間程が経っていますが、実際には、FF16に対する反響もよく、徐々にではあるものの、評判も好印象のものが多くなってきているのが実情です。売れないであろうという予測も覆りつつある状態と言えるのではないでしょうか。FFシリーズの中には、酷評と言われつつも徐々に売上を伸ばしていったケースもあるため、中長期的に販売数が上がっていく可能性は大いにあるでしょう。今後のDLCやPC版の発売で流れも大きく変わるかもしれませんね。

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