アバランチ(反神羅組織)
魔晄エネルギーの為には手段を選ばない神羅カンパニーに反旗を翻すテロ集団。
アバランチの発祥はコスモキャニオンであり、神羅カンパニーのルーファウスが父親の失脚を狙うという目的と神羅の行為が星命学に反するというアバランチの利害が一致して裏で資金提供を得て活動を行っていた。
本編ではアバランチのリーダーはバレットだが、過去にも同名の反神羅カンパニー組織が多数あったので、バレットだけが反神羅活動を率いていた訳ではない。
本編時点ではティファの経営するBAR『セブンスヘブン』を本拠地において魔晄炉爆破計画など様々な活動を続けている。
過去のアバランチ
コスモキャニオンから発祥したいわばライフストリームを使うという考えに反対する星命学派から結成されたのが『アバランチ』という組織であり、BCFF7の段階ではエルフェというルーファウスお抱えのタークス主任であるヴェルドの娘がリーダーをしていた。
この頃はまだザックスも存命しており、クラウドも一般兵として神羅カンパニーに所属している。
またFF7アルティマニアΩで記された情報によるとバレットが憧れていた組織としての『アバランチ』は事実上の解散に追い込まれている。
反神羅カンパニーという組織の伝統的な名前がアバランチとして受け継がれてきたのかもしれない。
善悪論
冒頭に書いたようにアバランチはあくまでもテロ集団であり、武力によって神羅カンパニーへの抵抗を続けているグループであることから、一方的に神羅カンパニーを批判していたバレットに対して中の人が神羅であるケット・シーから『アバランチの活動でも多くの犠牲者が出た』という事を言われている。
しかし一方でFF7本編の世界では最早敵なし状態の神羅カンパニーを見るに抵抗手段としてテロを行うしかなかったというのが現実的な問題ではある。
さらに言えばバレットは自分の腕や妻までも神羅カンパニーの行動によって失っていることから復讐心も少なからずあったことは間違いない。
メンバー
本編に登場するアバランチのメンバーは以外にも小規模である
- リーダー:バレット
- ティファ
- 助っ人:クラウド
- ビッグス
- ウェッジ
- ジェシー
姿が現れるのはこの6人のみ。(クラウドは助っ人なので一応正式なメンバーで登場するのは5名)
さらに神羅カンパニーがテロに対する報復行為として起こした七番街スラムの上に位置するプレートを落下させた事件によってビッグス、ウェッジ、ジェシーの3人は亡くなった。
七番街はアバランチの本拠地であったことから発生した事件であり、この事件によって多くのスラム市民にも犠牲者が出た。ケット・シー発言はこれら無関係のまま犠牲になった人間の事を指摘して言っているようにも見える。