FF7(本編)
本編では、ラスボスとして登場するセフィロス以外のセフィロスの姿をした物体は全てジェノバである。
上記ジェノバの擬態能力を駆使して黒マテリアを捜索し、さらにメテオを止める唯一の魔法であると言われていたホーリーを抹消しようとしていた。
結果的に忘らるる都の水の祭壇においてエアリスの暗殺に成功する。
さらに自分の分身とも言えるジェノバ細胞の持主であるクラウドを利用して古代種が隠していた黒マテリアの在り処を特定。
リユニオンの力によってクラウド自身を支配して竜巻の迷宮にて黒マテリアの入手に成功する。
その後メテオの発動に成功し、星を痛め付けてそこに集まるライフストリームを吸収する目的や、さらには神羅への復讐も兼ねてミッドガルに狙いを定める。
しかし、魔晄中毒から復活したクラウド達によって片翼の天使となったセフィロスは消滅。
再びライフストリームの飲まれる事になるが、セフィロスの中のジェノバ細胞が消滅を許さなかった。
ACFF7(アドベントチルドレン)
メテオとホーリー、そしてライフストリームの衝突から2年後の星では星痕症候群と呼ばれる謎の病気が蔓延していた。
その正体は2年前に大きな激突を起こしたミッドガル上空から降り注いだライフストリームの中に含まれたジェノバ細胞と人体の拒否反応であった。
この病気の正体を突き止めるべく、FF7では敵であった神羅カンパニーのタークスメンバー、及びルーファウスによって調査がなされた結果、セフィロスとジェノバの関与が濃厚になった。
設定としては肉体は消滅しても細胞が溶けている限りはジェノバ細胞によるリユニオンによってセフィロスが復活できるというもの。
そのために必要な大空洞のジェノバの首(星に残る唯一のジェノバ本体でありリユニオンのキーになる存在)はタークスが回収したが、そこにカダージュと名乗る3人の少年が現れる。
この少年達はセフィロスの思念体と呼ばれる存在であり、再びジェノバと接触してリユニオンを果たすことを目的としていた。
セフィロスは思念体を通じてカダージュ達とジェノバによるリユニオンによって再度復活。
しかし、再びクラウドとの一騎打ちによって今度こそ完全に消滅させられた。
セフィロス消滅の一因にはFF7で亡くなったエアリスが噛んでおり、バレットやティファ、クラウドによって育てられていたマリンが本編同様にその気配を感じている。
最終的にはカダージュの姿に戻った状態でエアリスの声によって消え去っていったが、セフィロス自身がカダージュに戻る直前には『俺は思い出にはならない』という意味深な言葉を遺している。
参考時系列
クライシスコアは本編から6~7年前からニブルヘイム事件までを描いた作品。
本編はクラウド達が冒険した時期でセフィロスの肉体年齢がおよそ27、28歳ほどで止まっていると言われているので、その頃にライフストリームに落ちたと思われる。
アドベントチルドレンは本編での最後であるメテオとホーリーの衝突から2年後の世界です。