近年に競馬界で注目を集めたレース

近年に競馬界で注目を集めたレース

競馬はギャンブルとして人気があり、ブックメーカーのサイトでも勝敗予想を楽しむことができます。(たとえば、スポーツベットアイオー オッズ)。しかし、純粋にレースそのものの観戦もおすすめです。今回は近年のレースで個人的に印象に残ったものを取り上げます。

2012年、2013年の香港スプリント(ロードカナロアのレース)

香港スプリントは毎年12月に香港沙田競馬場で行われるレースです。日本馬が勝てないレースとして有名でした。芝1200メートルで争われる競馬の中では比較的短い距離になっています。第一回は1999年12月12日に開催されており2022年までに計24回のレースが行われていますが、そのうちの18回を香港の馬が制しています。結果だけ見ると、日本の馬はスプリントレースには弱いということになります。しかし、2012年、2013年のレースは日本馬であるロードカナロアが制しています。香港での日本馬の印象を覆した伝説のレースと言えるのではないでしょうか?ちなみに、2013年のレースは特に強烈に競馬ファンの心に残っているはずで、2着の馬を5馬身も引き離した圧倒的な勝利となりました。引退後は種牡馬としても活躍しており、最近の競馬ファンの間ではアーモンドアイのお父さんとして有名です。

2013年の日本ダービー(キズナのレース)

2013年の日本ダービーも注目を集めるレースとなりました。まずこの年の日本ダービーは有力馬が多く、混戦でした。このレースを制したのはキズナですが、それ以外にもロゴタイプ、エピファネイア、コディーノなど有力馬が多いレースでした。単勝のオッズもそれぞれ2.9、3.0、6.1、7.6で僅差となっており、いかに優勝予想が難しいレースだったことがわかります。その中で1着となったのは、キズナでした。キズナで勝利した武豊騎手にとってもこのレースは特別なものになりました。武豊は歴代最高の騎手との呼び声が高いですが、当時日本ダービーの勝利からは遠ざかっています。キズナのお父さんであるディープインパクトで2005年の日本ダービーを勝利して以来、ずっと日本ダービーでは勝てませんでした。キズナで勝った際のインタビューでは「僕は帰ってきました」とコメントを残していました。

まとめ

今回は近年のレースで注目を集めたものを紹介してみました。もちろん取り上げたもの以外にもまだまだいくらでもあります。私が個人的に印象に残ったものを取り上げただけです。競馬のレースには毎年ドラマがある気がします。