FF5のストーリー考察と世界観

この記事ではFF5における世界観やストーリー考察、エンディングについてまとめています。

ファイナルファンタジーシリーズではかなりファンタジー要素が強めの本作ですが、元祖SFC版ではストーリーの詳細までは明らかにされず、その後にリマスター版として発売されたものによってようやく世界の構造や成り立ちについてのあらましがわかるようになりました。

本作のメインとなるのは正悪が完全に分断された勢力図と

世界を覆しかねない”無”の力がキーポイントになっています。

もちろんFFお馴染みのクリスタルもしっかりと役目を持っていますね。

ジョブシステムと4つのクリスタル

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FF5ではジョブシステムによってクリスタルが砕け散っていく度にクリスタルに宿る心として職業(ジョブ)うを新たに解放出来るようになります。

プレイヤーが最初に向かうのはタイクーン王が管理している【風のクリスタル】がある風の神殿です。

風、水、火、土といわゆるファンタジーに欠かせない4元素がクリスタルの特性になっており、この世界ではクリスタルの恩恵によって世界が回っていると言っても過言ではないでしょう。

そしてそのクリスタルの破壊を狙うのがラスボスでもあるエクスデス

暗黒の魔道士です。

エクスデスの過去

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本作の重要な人物として暁の四戦士とエクスデスが挙げられます。この両勢力はFF5の世界構造を語る上で絶対に外せません。

FF5ではストーリーが進むにつれて第一世界~第三世界までが登場しますが、実際の世界(FF5の世界として正しい姿)は第三世界だけであり

第一世界と第二世界はこの両陣営の争いと”無”、そしてクリスタルと共に形成されたものだからです。

暁の四戦士とは?

  • ドルガン・クラウザー・・・主人公バッツの父
  • ガラフ・ハルム・バルデシオン・・・隕石でやってきたおじいさん
  • ゼザ・マティアス・サーゲイト・・・氷のゼザの異名を持つ男
  • ケルガー・ブロンテッド・・・四戦士唯一のウェアウルフ族であり族長

これらの4人を指します。彼らはエクスデスの危険性を察知し追い詰めるが第一世界に逃亡される。(最初に戦ったのは第二世界となる)その巨大な力を封じ込める為に四戦士は第一世界での封印を決めるが、リーダー格であったバッツの父ドルガンだけはそのことに反対の気持ちがあった。

クリスタルの結界の力によって第一世界にエクスデスは封印され、一旦は平和を取り戻します。

暁の四戦士の1人、ドルガンは封印したものの異世界である第一世界を巻き込んだ責任と監視の意味も込めて第一世界に残留し、そこで妻のステラと出会って子供を授かります。それが主人公バッツです。

ステラに先立たれたドルガンはバッツを連れて旅を始めますが、本編の3年前に死亡してしまいます。

無の力とエヌオーの存在(1000年前)

エクスデスは何者をも従えることが可能だと信じていた無の力を狙っていますが

ことの発端は1000年前の黒魔道士であるエヌオーという存在です。

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エヌオーとは強大な力を持った魔道士であり、不死身の存在でしたが、自身の不死を捨てることによって無の力を取り込もうと考えました。当時の勇者達は封印城クーザーに今も残っている武器を手に取りエヌオーと対峙しますが、完全に消滅させることは出来ずクリスタルを2つに割って世界を第一世界と第二世界へと分断し、その間に出来た【次元のはざま】にエヌオーを封印することに成功します。

この時から世界は2つに分かれ、それぞれの世界が並行に歴史を重ねていくことになります。

*GBA、IOS版ではエクストラダンジョンでエヌオーと戦うことが出来ます*

ストーリー概要

FF5主人公であるバッツは父を亡くした後も相棒のチョコボであるボコと旅をしていましたが、タイクーン城周辺へさしかかった時に空から隕石が落ちてくるのを発見します。

丁度その頃、風の動きがなくなったことを感じてタイクーンの王女であるレナは風の神殿へと向かおうとしていました。

バッツは落ちてきた隕石が気になり、近づくと倒れている女の子の姿が。ゴブリンに襲われそうなこの女の子こそがタイクーンの王女であるレナです。そして同じく隕石の近くで記憶喪失になったおじいさんがガラフ。暁の四戦士の1人ですが、異世界への移動の衝撃によって記憶が曖昧になってしまいます。

風の神殿へは船を使用する必要があったことから海賊に協力を求めますが、ここでも思わぬ再会を果たします。海賊の親分であるファリスは実はタイクーンの第一王女であり、レナの実の姉だったのです。

こうして風の神殿へと向かった4人は世界に異常が起きていることを知り、その過程でエクスデスの存在や目的を防ごうと第一世界と第二世界を旅しますが、最終的にはクリスタルは全て破壊され世界は1つになりエクスデスは次元のはざまへとその姿を消してしまいます。

暁の四戦士であったガラフは絶体絶命のバッツ達を守る為に命を落とし、その全ては孫であるクルルに引き継がれます。

その後、光の戦士となった四人は次元のはざまでエクスデスを完全に消滅させ、無の力から世界を解放することに成功するのです。

FF5ロゴとなった飛竜

Ff5SFjapan

FF5のロゴは飛竜であることが分かっています。

FF5の世界では過去には沢山の飛竜がいたことが分かっていますが、本編が始まった段階ではタイクーン城の1匹と第二世界でクルルが乗る飛竜のたった2匹となっています。

しかし、この最後の飛竜もフェニックスの塔で転生し、召喚獣フェニックスとして蘇ることに…

タイトルロゴに示されるアイコンはシリーズを通してその作品のテーマであることが多いですが、FF5の場合は少しわかりにくいのです。

しかし、エクスデス自ら、そしてエヌオー自身も無という力に飲み込まれてしまった=消滅を迎えたことを考えると、飛竜の転生はその真逆を指しています。

妄想を膨らませて考えれば、この対比構造は力の陰と陽をあらわしている可能性があるかもしれません。

FF5で大好評を得たギルガメッシュ

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エクスデス陣営のキャラとして非常にユニークなギルガメッシュという敵キャラが存在しています。

ギルガメッシュはこれまでのモンスターとは違い、どこか愚直で憎めないヤツです。バッツの事をライバル視したり、伝説の剣(封印城クーザーのエクスカリバーの偽物)を掴まされてエクスデスに呆れられたりしますが、実はエクスデスの親衛隊長であり作中では屈指の実力派です。

その証拠にエクスデスのデジョンによって次元のはざまに向かわされたにも関わらず平気で生き延びているからです。

次元城や次元のはざまのボス達

アポカリョープスはハリカルナッソス、ツインタニアなどの強力なボス達はそもそもエクスデスの配下ではありません。

彼らは最初から次元のはざまにいる

つまり1000年前の暗黒魔道士であるエヌオーの配下だったのではないかと考えられます。しかし、エヌオーが姿を消したあとも次元のはざまで生きているという事は、エクスデスが”無”の力を手に入れた段階でエクスデスの軍門に降ったというふうにも考えられます。

つまり、次元城や次元のはざまに登場するボスモンスターは”無”に従う存在なのかもしれません。

神竜とオメガ

FF5攻略のやり込み代表として挙げられるのが神竜とオメガの2体です。

神竜は何故か宝箱で潜んでおり、オメガは次元のはざまをノシノシ歩いています。

この2匹、実はお互いに敵対関係にあり元々は1000年前に宇宙から降りてきたオメガ、そしてそれを追いかけてきたのが神竜です。

オメガや神竜については発生原因が全く語られていませんが、その強大な力は古代図書館にキチンと記録が残されています。1000年前の勇者達でも全く歯が立たなかった存在が神竜とオメガの2体なのです。

しかし、追いかけてきた筈の神竜はちょっとかわいそうな扱いです。

実際・・・開発段階では実は神竜はもっと強い設定だったようですが、最初のリリースされたSFC版では神竜が宝箱に入っているというのがシュールに感じてしまうんですよね。

一応、無印最強の武器であるラグナロクを守っていますが、そもそも4足歩行のロボットであるオメガがラグナロクを使うような気が全くしませんし、何よりオメガは出歩いているのに神竜は引きこもってますからね…

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コメント

  1. らくしゅん より:

    今年で43歳。
    ファイナルファンタジー3~6まで特にやりこみました。
    あれから、形而上がく的な知識を吸収しました。
    コズミックディスクロージャーの話のなかで、AIを推進する(物理的な実体のない赤外線やエックス線のような)知的な生命体が各銀河、惑星に降り注ぎ文明に進入しているらしいです。そのAI信号である生命体自身の生みの親もわからないみたいです。FF5のオメガ自身も(1光年ですら9兆4600億ですから)知的な存在に作られたかオメガより大きな機械文明のロボットに作られたかもしれません。
    その当時のファイナルファンタジーの題材はアカシックレコード的な巨大なホログラフィーク図書館で引き出しているのかも?
    自分が死んだあとファイナルファンタジーのような世界観があると信じています。死ぬ楽しみであります。